食道・胃外科に差し戻し

2019年12月18日(水)

予約が取れないと言われたので、取りあえず朝イチで病院に。教授先生は水曜日の午後しか診察しないことは病院ホームページで確認していたので:

- 朝イチでも午後の受付ができれば、午後の受付をした上で会社にいく
- 午後の受付ができなければ、教授先生でなくてもいいから、とりあえず受付する

というつもりで行きました。自動受付機で、すんなり午後の受付ができたので、いったん会社に。

で、午後の診察は午後1時からだったのですが、予約してないし、どうせ3時か4時だと思っていました。また、妻はいずれにしても2時過ぎにしかこられないと言っていて、ちょうどよいかとも思っていたのです。ところが、1時半ごろ呼ばれてしまい、妻がいないところで一人で話を聴くことになりました。

初めてお目にかかった教授先生、このときはおひとりでした。説明はシンプルで、追加治療がおすすめで、手術とケモラジ、ほぼ同等の効果が期待できるとのことでした。その上で既往症について尋ねられたので、白血球数が少ないことを伝えると、ケモラジはやめたほうがよいとのことでした。その上で「いますぐには決められないでしょうから、1週間後の予約を」ということになりました。

そのとき、先方のミスで、消化器内科から食道・胃外科への紹介状が会計ファイルに入っていて、そのまま帰宅してしまえばそれを入手できたのですが、妻が病院に向かっているのでそのまま待合で待ってたんですね。そしたら看護師さんに呼ばれ、手違いでしたと紹介状を回収されてしまいました。写メを撮っておけばよかったのですが…。ただ:

- ESD標本12分割のうち、6番というところだけ1100μm浸潤していた
- 深いところには腺癌の成分があった
- あとはEP/LPMに収まっていた
- 断端陰性(=取り残しはなし)
- 脈管侵襲陰性(=リンパ腺や血管には行っていない)

というあたりは分かりました。

それにしても、という話なのですが、もともと食道・胃外科でESDしてもらって、その後のフォローしてもらっていたわけですよ。6か月ごとの精密検査ですよ。で、そのフォローでEP/LPMって言われて、(面倒だからというわけではないのでしょうけれど)消化器内科に回されたところ、そこでのESDで浅読みだったことが分かったんですよね。それで、再度、食道・胃外科に回ってきたのに、完全に他人事なんですよね。このとき「あー、うちでフォローアップしてたのに、見つからなかったんですね。でも、この段階で見つかったのもラッキーですから頑張りましょう」とか言ってくれていたら、また、随分気持ちも違ったんだと思います。しかし、セクショナリズムというか、完全に縦割りというか、まったくの他人事のように扱われたのが、とても残念だったです。

で、この日はすごく早く終わったのですが、癌で手術が必要だと言われて会社戻る気もせず、妻と帰途につきました。
 

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