手術前リハビリ

2020年2月13日(木) その2

 この日は、自己血の400ccの採取があり、その後、外来、入院受付があったので、終わったのが12時半過ぎ。2時からリハビリの予約が入っていたので、ほんとうは、お肉をしっかり食べようと思っていたのですが、そこまでの余裕がないということで、和食屋さんに妻と2人で行きました。そこでしっかり食べたうえで、病院に戻ってリハビリです。

 食道に限ったことではないと思うのですが、最近、術前リハビリはどこもすごく力が入っているようで、術前に体力・筋力がついていると回復が速いっていうデータがあるみたいですね。食道がんの手術は侵襲が大きいという意味ではすごいですから、特に大切なようです。

 リハビリで指導されたのは、呼吸と筋力でした。呼吸については、術後に肺の力が落ちるので、基礎を上げておくというのと、あとは、術後の痰出しを楽にすることが目的だったようです。筋力は、術後の回復というか、歩く筋力が社会復帰のスピードを関係ありますから、そこだったようです。日常的に5キロ以上走っているということで、脚の運動は免除になりましたが、そのほかは免除なしでした。

 リハビリのメニューとして言い渡されたのは:

- 器械を使った呼吸練習 → ゆっくりと吸うときの吸う量を計測する 10呼吸×10回以上
- 腹式呼吸での深呼吸 → 吸って、5秒止めて、吐く 10分以上
- はぁー、はぁー、はぁー、はっ、はっ、はっ、深呼吸、咳2回 というのを4回 (痰出しの練習)

が呼吸。筋力は:

- 仰向けになって膝を曲げて、おへそが見えるくらいに上半身を持ち上げる腹筋 → まっすぐ20回、斜め右10回、斜め左10回
- 仰向けになって膝を曲げ、脚を組んで、おしりを持ち上げて5秒停止 → 右脚が上で10回、左脚が上で10回
- 1キロの重りを両手に持って腕の運動 → 腕を伸ばしたまま横に肩まで、方から上に伸ばす、下から肘を曲げる → それぞれ20回ずつ

というものでした。器械をつかった呼吸練習は、会社にも持って行き、思いついたときにやりました。ポイントは、吸う前にきちんと吐き出すことでしたね。

 この他、握力を測り、右が36キロ、左が32キロとかでした。ま、腕力ないのは昔からなので、格好悪いけれどしょうがないです。握手をするときにはしっかり握れるので大丈夫です。

 また、足のつま先とかかとをくっつけて平衡感覚があるかとかの検査もありましたが、さすがに(当時は)52でしたし、毎日運動してましたから、そんなところでひっかかるはずもなくという感じでした。

 ちなみにですが、この手術前リハビリは、言われた通りきちんと、手術の前日までやりました。
 
 この日は、このあと看護師室によって、ネスレのインパクトをいつから、どのくらい飲めばよいかを確認して終わりにしました。

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