ESD後の経過観察

初回のESD後は、原則として、6か月に1回の内視鏡検査でした。内視鏡検査といっても、適当に胃カメラ飲んでというやつではなく、いわゆる精密検査で、鎮静剤で完全に意識を失ってから30分かけて見るやつです。

最初のうちは、内視鏡やって、1時間休憩して、それで解放されまして、翌週とか翌々週の教授外来で結果を聞いてました。2回に1回(1年に1回)くらい組織を取るのですが、いつも炎症でした。そのうち、どうせなにもなさそうだからというので、内視鏡と同日に外来が入るようになりました。それでも、2回に1回は組織を取るのですが、そのときは電話で教授が「異常なかったですよ」と教えてくれるのが常になってました。

2014年の6月の内視鏡のとき、たまに排便時に出血があることを訴えたところ、9月に大腸内視鏡も予約してくれました。意識がある鎮静剤というのは初めてだったのですが、少し痔があるだけで腸はきれいだと内視鏡の先生に言われ、そのあとの外来でも(当然ですが)同じことを言われたものでした。そのときの下剤は、みながポカリスエットみたいなやつというあれで、生まれて初めての下剤でしたが、いやでもなんでもなく、こりゃ楽だわいと思った記憶があります。前日の食事制限もなかったし、あれは楽だったですね。

様子が変わったのは2015年か2016年だったでしょうか。いつものように外来にいくと、教授がお休みとのこと。ただ、代診は初回のESDのときからの顔見知りの先生だったし、なんの心配もありませんでした。

それ以降、教授が現れることはなくなりましたが、代診の先生はいつも同じ顔なじみの先生でしたし、どうせ異常ないしと思って、あまり気に留めてもいなかったのです。2019年6月の内視鏡検査までは…。

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