どこでセカンド・オピニオンを受けるかを含め、情報収集

次回(12月25日)の外来までに、どこでセカンド・オピニオンを受けるかを決めようと思い、18日以降、懸命にリサーチをしました。

意外と手軽だったのが、アスクドクターズ(https://www.askdoctors.jp/) です。基本的には「それは誤診ですよ、手術なんか受けなくていいですよ」と言ってほしいわけですが、誰もそんなことは言ってくれませんでした。しかし、主治医になにを聞くべきかという点については非常に的確な回答をいくつも頂戴し、また、質問にも答えてくれるので、非常に参考になりました。

食道がんでは有名なブログ「食道がんのブログ」 の先生のところも当然、候補になったのですが、大学病院の縦割りには辟易としていたので、候補からは外しました。ただ、このブログは非常に参考になりますし、これからも見続けると思います。このブログを見ていると、ケモラジの選択肢は、どちらにしてもないなぁーと思い、白血球数と関係なく、手術は手術なんだろうという気持ちを固めるのに役立ちました。

心配だったのは、転移があったときに抗がん剤、あるいは、放射線治療が必要になりうるわけですが、その場合、白血球が少ないことがネックになります。なので、腫瘍内科がちゃんとしていること、また、血液内科の実績があるところというのも、大切な要素でした。ちなみに、もともと通っていた大学病院は、血液内科はそれなりにまともでしたが、腫瘍内科はできたばっかりで、食道がんでの実績はほとんどない(食道・胃外科がやるから)という不安材料もありました。

さらに、12切片のうち1切片だけ深く浸潤していたとか、腺癌成分があったとか、すっごく珍しい話だということがアスクドクターズで分かったし、やはり、半年ごとに精密検査していたのにそんな浸潤があったということ自体が信じられなかったので、病理検査のセカンド・オピニオンも欲しいと思いました。 

情報収集という意味では、YouTubeでキャンサーチャンネルを見つけ、 そこから、がん治療の虚実という腫瘍内科の先生の動画集も見つけました。結局は手術でしょというのが前者ですが、転移していたときのための抗がん剤の話については後者がとても参考になります。

このころの心理は、というか今でもそうなのですが、本当は手術しなくてもいいのではないか、放っておいても大丈夫なのではないかと誰かに言ってほしいわけです。そのための情報武装のため、ガイドラインは、通常のものののほか、ESD/ERMのものも目を通しました。ドラフトだとインターネット上で公開されているので。で、後者によると、ESD後のpSMは追加治療が「強く推奨される」とある一方、エビデンスは弱いとありました。ものすごく単純に言うと、断端陰性、脈管侵襲陰性だと、放っておくと5人に1人に転移・再発があるが、手術をすると20人に1人に減るという感じでしょうか。

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