1回目のESDに向けて検査、また検査

大学病院って、誰に診てもらうべきか迷いませんか? 紹介状に書いてあればその先生なんでしょうけれど、そうでない場合。僕は、教授に診てもらうのがなにか恐れ多くって、准教授の日を選んでいきました。

2012年5月1日、朝8時頃に予約なしで行ったのですが、呼ばれたのは11時頃。「基本的に予約の患者さんしか診ないんですよねぇー」と言われたあと、すぐに別室でものすごい若い先生とのお話に変わりました(Y先生)。Y先生に「これは癌なんですか」と聞くと、「癌ではないが、癌に準じた治療をする」とのこと。で「根治・完治するんですか?」と聞くと「します」と。若いのにとても頼もしく感じたのを覚えています。以降、当日を含め、ばたばたと検査の予約を入れてもらいました。8年近く前なのできちんとは覚えていないのですが:

- 運動能力(トレッドミルの上を走ったような記憶がかすかに…)
- 肺活量
- 肺レントゲン
- 血液検査

あたりがその日(5月1日)のうちにあり、そのほか、頚部エコー、EUS(超音波内視鏡)、注腸検査(バリウムでやる大腸検査)、鼻から管入れてやる喉・食道のバリウム検査などがありました。つらかったのは注腸検査とバリウム検査ですかね。どちらもY先生がやってくださったのは、なにか安心感がありました。EUSのときから、内視鏡やるときは鎮静剤で寝てしまうのが普通になりました。そういえば、5月1日のうちに入院の申し込みをし、日程は後日決めますということをやったのも覚えてます。このときの検査がつらかったことが、2回目のESDのときと関連してきます。

4月末にヨードかけた普通の内視鏡から時間をできるだけ空けるという意味で、最後の検査は普通の内視鏡でした。

その後、5月の末に教授先生の予約があり、お話をうかがいました。「よくこんなのが人間ドックでみつかったねぇー」という評価で、ラッキーだったような感じでした。お見立ては転移なしで、ESD適応とのこと。このとき、子供は小学校2年生で、放課後教室みたいなので見てもらっていたのですが、教授先生の午後の約束なのでものすごく遅くなってしまい、ESDの説明には妻は立ち会えず、若い先生に怒られながら、ひとりでESDの内容をききました。 手術日は教授先生と決めたのですが、6月の半ばにどうしても外せない用事があったこともあり、6月下旬にESDとなりました。

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