実は血液検査もヤバく

病理で食道が怪しいというのが出てきたのは2019年6月だったのですが、実は、その年初から少し生活に変化がありました。

前年の年末、着替えていたら、愚息1号に「パパ、腹が出てる」と言われたんですね。そこで、久しぶりに一念発起して、痩せようかと思ったわけです。僕、痩せるの簡単で、飯食わないでアルコールに変えちゃえばいいんですよね。

実は、前回のESD(2012年6月)後は、毎日飲むのはやめたんですが、そうはいっても週末とか、飲みに行ったりとかのときは、アルコール飲んでたんです。ところが、2013年に入って、当時の職場が耐えられなくなってなにかいい仕事がないかと思い始めていて、そのためにはなにかを断とうと思ったわけです。また、大学病院の特任教授の先生が、どこかの週刊誌で「結婚式の乾杯のときに口を付けるだけ以外、食道がんを避けるためにはアルコールは避けるべし」と話してらっしゃるようなのを見て、それもそうだなぁーと思ったこともあります。酒をやめるのは意外と簡単で、2018年の年末まではほとんど飲みませんでした。

ところが、毎回の内視鏡検査でなにも出ないし、痩せたいしというので、2019年に入って酒を飲み始めました。しかも、その飲み方は、「夜、会合にいく → 酒を飲むが食事は食べない → 帰宅して寝る」という感じだったんですね。会合というのは、スタートアップの人とか、VCの人とかが登場するのを探すと、実はほぼ毎晩あるわけです。なので、本当の仕事が忙しくてオフィスに7時とか8時とかまでいなくてはいけないときを除くと、毎晩、外で飲んで帰るという生活になりました。

さらに、ゴールデン・ウィーク前からは、一人のみを覚えたんですね。最寄り駅が2つあるのですが、どちらにも行きつけのパブ(英国風居酒屋)を見つけてしまい、また、HUBっていうチェーンのパブも近くにあるので、そちらに行くようにもなりました。

4月末の人間ドックで、それまで少なかった白血球だけではなく、赤血球数も減っていることが指摘されました。5月に血液内科の外来があったのですが、そこでは、白血球数が前と同じ程度にしか少なくない(さらに減っているわけではない)こと、また、赤血球が大きくなる貧血ということで、栄養失調(酒の飲みすぎ)という見立てでした。なるほど、と妙に納得し、その後は、飲みにいっても少し食べるようにしました。

ところが、9月末の血液内科の外来では、それまで2000前後だった白血球数がいっきに1300まで減り、これは酒のせいではないかもしれないということになりました。とりあえず、11月末に再度血液内科の予約をとり、様子を見ることになったのです。

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