あっという間に一日が過ぎていく(手術日前日)

2020年2月25日(火) 手術日-1

 この日は、朝から水以外は口にしてはいけないと言われていました。最初にやることは、下剤。錠剤ではなくて、スポドリみたいなほうでした。僕は下剤は割とすぐ効くほうで、昼前には水になってました。

 午前中は、前日に仕事関係者に送った「しばらく大変です」メールへの返信への対応をしてたら終わった感じだったように記憶しています。

 また、この日は、翌日の手術に向けての準備というか、ICUに持ち込む荷物を整理し、名前を書き、ラベルを貼りという作業があり、妻が来てくれてからそれをやりました。ヨドバシカメラのいちばんでっかい紙袋を妻が持ってきたのですが、それにギリギリはいるくらい大荷物で、紙おむつの嵩が多かったんですね。

 液体だったら大丈夫かな、と思い、看護師さんに「茶とかコーヒーとか飲んでもいいんですか」と聞いたのですが、ダメと。その意味では、つまらん一日でした。

 リハビリ室に呼ばれて、手術前の体力測定みたいなものもやりました。呼吸器の吸う量が3500ミリリットルと、最初のときより増えていることとか、握力が上がっていることとか見てもらい、また、廊下を一定の距離歩いて時間を測るというのもやりました。これ、退院の前日にもやるんですが、そのためのベンチマークにするんですよね。

 この日病室に来てくださったのは、ICUの看護師の方と手術室の看護師の方、それぞれが持ち場で翌日なにをしてくださるかの説明がありました。あまり覚えていないのですが、要するに、手術室に行くときは、パンツじゃなくてT字帯と手術着、歩いていくこと、といった感じだったでしょうか。 

 主治医・執刀医の先生は、夜お見えになって「しっかり準備しましたから」との力強いお言葉。もちろん、疑っていたわけではないのですが、食道がんの手術が大手術だというのはよくわかっているわけで、こういうソフト技術もお医者さんには大切ですよね。腕がいいのはもちろんなんでしょうけれど。

 もちろん、諸先生方(主治医・中堅・若手×3)もそれぞれ来てくださいました。手術の前日だからといって特に緊張することもなく、眠れないということもありませんでした。一応、翌朝もやるとは分かっていたものの、髭剃ってから寝ました。

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