飲水開始(手術後7日目)

2020年3月4日(水)

 水曜日は食道手術の日なのですが、その前に透視検査をしてくださるというので、若手先生が呼びに来てくれました。レントゲン室に行って、特殊な液体を飲みながら、バリウム飲んだときみたいな機械で寝かされたりしたのですが、主治医の先生もいらしていて、OKとのこと。自分のときのことを考えると、手術って先生方大変だろうにと思うのですが、その前の一瞬の時間で検査してくださったというのは、ありがたい話です。

 で、その足で胸とお腹のレントゲンもありましたが、いよいよ飲水開始です。病棟に戻って、自販機でペットボトルの水を買って試してみました。ごっくんごっくん飲めるようになるわけではなく(これはこれでまだまだ時間がかかるみたいです)、少しずつ飲めるという感じでしかないのですが。

 あと、この日は、経腸栄養がさらにパワーアップしたのと同時に、点滴がなくなりました。経腸で充分に栄養が取れるのと、痛み止めが不要だからということなのですが、これはうれしかったです。というのも、点滴があると、腕から管が出ているのでパジャマを着ていなくてはいけないというか、腕のところが開いているものしか着られないのですが、それがなくなると、Tシャツとジャージでよくなるんですよね。これは夕方だったのですが、さっそくパジャマから短パンとTシャツ、ジャージーに着替えました。これはうれしかったですね。

 痛み止めは錠剤があったのですが、これはまったく手を付けませんでした。また、潰瘍薬の情j材がこの日くらいから出始めて、飲むようになりました。これは、退院後もしばらく続きます。

 さらに、このあたりからリハビリに自転車こぎが加わりました。入院前は毎日ジョギングしてましてから脚力には自信がありましたからそっちは心配ではなく、また、肺機能も少しずつとは言え回復していたので、楽勝でした。

 肺機能的には、呼吸器でゆっくりすいながらでも3.5リットルとか吸えていたのが、術後すぐは800ミリリットルくらい、これが、ゆっくりで1.5リットル、瞬間風速なら3リットルとかにはなるようにはなってました。ただ、これも時間がかかるので、手術前にほんとうに戻すには焦ることはできないようです。

 夕方、病棟を歩いていたら、若手の先生1人がいらして、廊下で立ち話。手術中に少し手が空いたとのことですが、大変なお仕事ですね、お医者さんって。回結腸間置は時間がかかるし、腹腔鏡・胸腔鏡も時間が少し余分にかかるようですから、そうでない(昔ながらの)ルーチンの患者さんもいらっしゃるのだとは思いますが、ほんと、頭下がります。

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